爪はなぜあるのか!?気になったので調べてみました。

爪はなぜあるか

日頃、私たちが何気なくお手入している爪。切らなければどんどん伸びて、生活に支障が出てきてしまいますよね。そんな爪ですが、なぜ生えているのか疑問に思いませんか?

「そういえば、何のために爪は生えているのだろう?」
「人間に爪って必要なの?」

そう思っている方もみえるかと思います。

そこで今回は、爪はなぜあるのか!?について書いていきます。他にも爪が生える仕組みについても分かりやすく書いていきますね。この記事を読めば、爪について詳しく知ることができますよ。

人にはなぜ爪があるのか?

「別に爪が無くても困らないのでは?」と思ってしまいますよね。それは間違いで、爪には大切な役割がちゃんとあるのですよ。これからいくつか紹介しますね。

  1. 指先を使う時の支えとなる
  2. 指先を保護している
  3. 足の爪は歩行の手助けとなる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

指先を使う時の支えとなる

人が指先で物をつかむ時や指に力を入れる時に爪は支えとなっています。

実は人の指先の骨は爪の途中までしかありません。

ですから、骨のない部分は全て爪が力を支えている事になるのです。

 

私たちは爪が無ければ小さな物をつかんだり、指先を起用に使う事は出来ないのです。

普段何気なく出来ている行動も爪のお陰だと思うと不思議ですよね。

 

指先を保護している

また爪には指先を保護する役割もあります。

指先を使う時に他の皮膚よりも先に硬い爪あるので指先を守ってくれているのです。

 

例えば、包丁で料理中に指先を切りそうになり爪が守ってくれた!なんて経験ありませんか?

正直言って、私は何度もそういう経験があります。

このように爪はよく使う指先を守ってくれているのです。

 

足の爪は歩行の手助けとなる

人は歩くとき、地面を蹴って踏み出しますよね。

足の爪は指先に力を入れて地面を蹴る時の手助けをしているのです。

 

また足の爪は人の体重を支え、立つという動作そのものの手助けもしているのです。

反対に言えば、私たちは足の爪が無かったら上手く歩く事も立つ事も出来ないのです。

こんな小さな足の爪ですが、とても重要な役割があったと驚かされますね。

 

爪が生える仕組みは

さて、そんな重要な役割がたくさんある爪ですがどのように生えてくるのでしょう。

 

爪は先端の白い部分が伸びているように見えますが、実は根本が伸びているのです。

爪の根本の皮膚で隠れている所に、爪母(そうぼ)と呼ばれる部分があります。

 

この爪母ではこれから爪になる新しい細胞がどんどん作られているのです。

その新しい爪母細胞が分裂する事で爪は根本から作られていくという仕組みになっています。

 

つまり爪母で細胞分裂が繰り返される限り、爪はどんどん伸びてくるのです。

 

また、爪は表面が硬いので「骨の一種?」だと思われがちですがそれは間違いです。

先ほども書きましたが爪は皮膚が細胞分裂をして角質化したもので、「ケラチン」というタンパク質で出来ています。

このように爪は「皮膚の一種」という事になります。ちなみにこのケラチンという成分は私たちの髪の毛と同じ成分なのです。

 

まとめ

さて、爪はなぜあるのか!?について書きました。いくつかポイントがありましたので確認してみましょう。

  • 爪の主な役割は指先を使う時の支えや保護となり、足の爪は歩行の手助けとなる
  • 爪は爪母で新しい細胞が分裂し、根本から作られている
  • 爪母で細胞分裂が繰り返される限り、爪はどんどん伸び続ける
  • 爪は皮膚の一種、「ケラチン」から出来ている

いかがでしたか?「爪が無くても困らないのでは?」と思っていた方も驚きでしたね。

爪にはとても重要な役割があり、私たちの生活を支えてくれているのです。

普段、爪切りが面倒だと思っている方も、これからは感謝の気持ちを込めてお手入してあげるのもいいかもしれませんね。

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