あなたは左利きにどんなイメージを持ちますか?「右利きと違っていてカッコいい」「目立つ存在」など良いイメージが多いと思います。しかし実は左利きだからこそ不便な事がたくさんある事をご存知ですか?今回はそんな左ききあるある!や不便さについて記事を書いていきます。
左利きとは右手より左手の方がよく利くこと、つまり左手を利き手としてよく使う人のことです。あなた自身が左利きだったり、周囲に左利きの人はいませんか?私の周りにも数人いますし、思い返せば学生時代クラスに2~3人は居ました。
左利きの割合は世界的に全人口の約10%が左利きと言われています。現在の日本でも約11%が左利きと言われているのです。10人に1人はいる左利き。今回はそんな左利きの人たちの不便だと思うこと、あるあるネタをまとめてみました。一緒にみていきましょう。
左利きには芸術肌が多い?
人間の脳は左右で分かれており、左の脳を“左脳”と言い右の脳を“右脳”と言います。一般的に左脳は言語や計算、論理などのデジタル型の考え方で、右脳は喜怒哀楽などの感情や感性、イメージ力などのアナログ型の考え方と言われています。
左利きの人は、左をよく使うので右脳が発達すると言われています。右脳は感覚的に物事をとらえることができるので絵がうまい、音楽の才能があるなど1つのことに対して生まれつきの才能を持っている場合があります。
絵や音楽の感性は努力も大切ですが生まれ持った才能が大きいと私は感じています。歴代の有名な芸術家ではピカソやダヴィンチ、モーツアルト、ベートーベンなどとても有名な方々も左利きであったと言われています。
左利きあるある!左利きだからこそ困る事
- 改札口のICカード端末が遠い
- 食事中となりの人と手がぶつかる
- 文字を横書きすると手が黒くなる
- パソコンのテンキーが使いづらい
- コンビニのATMの暗証番号が入れにくい
右利きの人には分からない不便さがたくさんありますね。ひとつずつ細かくみていきましょう。
改札口のICカード端末が遠い
自動改札機のICカード端末は全て右側にあります。左利きの人は左手でICカードを取り出し体の前をクロスさせかざすか、慣れない右手に持ち替えてかざすしかありません。
食事中となりの人と手がぶつかる
左利きの人にとって席順はとても気になる所なのです。なぜなら横並びで食べる時に右利きの人と手がぶつかってしまうからです。なるべく一番左の席を選び、うでが当たらないよう配慮します。うでが当たってしまうとなぜか左利きが悪く思われがちなのが損な所ですね。
文字を横書きすると手が黒くなる
ノートなどに文字を横書きしていくと手は黒くなり、せっかく書いた文字も消えてしまい本当に困ります。ただし国語の縦書きは右から左に書くので手が黒くならず嬉しいです。
パソコンのテンキーが使いづらい
パソコンのキーボードに付いているテンキーは右側にあるので使いづらいです。使う場合は左手を交差させるか、慣れない右手で使うしかありません。
コンビニのAMTの暗証番号が入力しづらい
こちらもテンキーと同様、右側に入力装置があるので本当に使いづらいのです。暗証番号も体をひねり左手で入力するか、慣れない右手で入力しなければならないのです。
さて、左利きあるある!や不便な事について書きましたがいかがでしたか?左利きの人には共感して頂き、右利きの人には驚きの内容だったかと思います。普段何気なく生活していますがこのように左利きの人にとってまだまだ不便な事がたくさんあるのです。はさみなどは左利き用も発売されています。このような道具を上手く利用し少しでも不便のない生活が送れるといいですね。