ドライアイス、白い煙のようなものがフワフワ出てきて、思わずスーッと見とれてしまいますよね。
そんなドライアイスを使った遊びがある!ってご存知でしたか?
「知らなかったからぜひ知りたい」
「子供と一緒にドライアイスを使った遊びで楽しみたい」
そう思っている方もみえると思います。
そこで今回はドライアイスを使った遊び方をいくつか紹介します。ご家庭で簡単にできる遊びなのでご家族や友達とぜひ遊んでみてください。
リンリン目覚まし時計
金属製のスプーンを用意します。ドライアイスの上にスプーンを置いてみて下さい。
ドライアイスが昇華し発生した二酸化炭素がスプーンを持ち上げるため、スプーンが宙に浮かびます。
そのうち自重でスプーンがドライアイスの上に落ち、の繰り返しでスプーンが浮いたり落ちたりするのです。
スプーンとドライアイスの衝突音が「リン、リン、リン、・・・」とずっと鳴り響くので目覚まし時計のような音がします。耳でも目でも楽しめる遊びですよ。
ドライアイスで演奏しよう
ドライアイスに金属性のものを押し付けてみて下さい。
振動と共に「ギギギ・・・」という不思議な音がなりますよ。
スプーン・はさみ・コインなど色々な金属を試してみて下さい。
それぞれ少しずつ違った音が楽しめます。
慣れてきたら、色々な金属のものを使って簡単な音楽が演奏できるかもしれませんね。
花を凍らせよう
今度はエタノールを用意します。
深めの容器にエタノールを入れ、その中にドライアイスを入れると白い煙と共に液体窒素のような液体が出来上がります。
その液体の中に花を入れてしばらく放置してみましょう。
そっと液体から花を取り出してみると、なんと花が凍っているのです。
手で握ると粉々に砕けてしまい、不思議な感覚が味わえます。
凍った花に触れるなんて貴重な経験ですね。
ただし素手で触ると凍傷になるので必ず軍手などを装着しましょう。
ドライアイスとシャボン玉
ドライアイスを5cm角くらいに砕きます。
砕く時はプチプチと呼ばれている気泡緩衝材に包み金づちで叩くと意外と簡単に割れますよ。
水槽を用意し、中に砕いたドライアイスを入れます。その中に息を吹き込み、シャボン玉を作ってみて下さい。
するとシャボン玉はドライアイスの上でふわふわ浮かぶのです。
なんとも幻想的な光景です。
3分程経過すると、浮遊していたシャボン玉は徐々に下にあるドライアイスの上に落ちてきます。
そしてドライアイスと接触した瞬間、シャボン玉は凍ってしまうのです。
丸いシャボン玉は上半分が無くなり、下半分だけが凍って残る状態になるのです。
まるでガラスの器みたいですね。
そっと触ってみると、一瞬で壊れてしまう儚いシャボン玉なのです。この遊びは、子供はもちろん大人も楽しめる幻想的な遊びですよ。
ドライアイスはどこで購入できる?
ドライアイスっていざ購入しようと思っても、どこで販売されているのか分かりませんよね。
少量でよければ許可を得て、スーパーなどのお店で貰えることも可能ですが大量には無理です。
ではどこで購入できるのかご紹介しますね。
- 取り扱いのある業者
- 葬儀屋
- インターネット
それぞれ詳しく見ていきましょう。
取り扱いのある業者
ドライアイスを取り扱っている業者は結構存在します。
例えば日本液炭株式会社という会社は全国に拠点を持っており、ドライアイスの販売をしています。インターネットでも「日本液炭」というサイトで販売店が調べられるので便利です。
ドライアイスは長時間の保存が難しい為、なるべく近い場所で購入することをオススメします。近い場所での購入という面では地域情報満載のタウンページで業者を探すのもオススメですよ。
葬儀屋
意外に知られていませんが、葬儀屋ではドライアイスを使用するので大量にストックしています。
少し不謹慎な気もしますが、多くの葬儀屋では価格も設定されているので購入することができます。
もちろん、販売されていない葬儀屋もあるので事前に確認してみて下さいね。
インターネット
今、インターネットでほとんどの物が購入可能です。もちろんドライアイスも買うことができます。
例えば「楽天」でドライアイスと検索すると多くの商品がヒットします。翌日配送の商品もあるので欲しいと思ったらすぐ購入できるのが便利ですね。
しかし便利なインターネットですがデメリットもあります。配送に時間が掛かってしまい、配送途中で溶けてしまう事が考えられます。
またインターネットでは5㎏単位での販売となっているので余分に買う事になるかもしれません。そういったデメリットも考慮し、上手くインターネットを活用して下さいね。
値段はどれくらい?
では一体、ドライアイスの価格っていくらくらいなのでしょうか?
- 5㎏:2,500円~3,500円
- 10㎏:3,500円~6,000円
販売店やカット加工するかなどで価格は左右されますので目安として参考にされてみて下さい。
1㎏=500円程なので意外とお値打ちな印象ですね。
まとめ
さて、ドライアイスを使った遊びを教えます!について書きました。いくつか遊びを紹介しましたので確認してみましょう。
- リンリン目覚まし時計
- ドライアイスで演奏しよう
- 花を凍らせよう
- ドライアイスとシャボン玉
いかがでしたか?身近にあるドライアイスを使って色々な遊びができますね。
親子で遊べばきっとお子様も喜んでくれると思いますし、夏休みの自由研究として取り組めそうですね。
しかし何度も言いますが、ドライアイスは危険を伴います。密閉された空間では爆発の危険性がありますし、素手で触れば凍傷に繋がります。
小さなお子様だけでは遊ばせず、必ず大人が付き添うようにしましょう。そしてドライアイスの取り扱いには十分注意し、楽しく遊びましょう。