日本は今、国境を越えて世界に目を向けるグローバル化が浸透してきていますね。幼い頃から英語の勉強を始めたり、スポーツでも世界で活躍する選手は年々増えてきています。
世界的という意味ではワールドワイドという言葉も使いますね。そんな“グローバル”と“ワールドワイド”という言葉。使い方の違いはあるのでしょうか?
今回はグローバルとワールドワイド!違いと使い分けは?について書いていきます。他にも具体的にどんなシチュエーションで使うのか、詳しく書いていきますね。今まで何となく言葉を選んでいた方、是非一緒に見てみましょう♪
グローバルとワールドワイドの違い
どちらも「世界的な」という意味で、世界規模を表した言葉です。2つの違いはあるのでしょうか?使い分けのポイントとして、実際に世界に広がっているか!という事が言えます。
では詳しく説明しますね。
では反対にワールドワイドはどうでしょうか?
「ワールドワイドなインフレ、ワールドワイドな話題」という使い方をします。この場合は、実際にインフレが世界に広がっているという意味なのでワールドワイドを使うのが望ましいでしょう。
微妙な違いですが、実際に世界中に広まっているかを考えると分かり易いかと思います。
グローバルとは
グローバルとは英語で“global”と書き「全世界の、世界的な、地球規模の」という意味があります。形容詞なので基本的に名詞に付けて使います。
例えば、global peaceで世界平和というような使い方をします。日本では世界規模という意味で名詞として使われる場合もあります。
グローバル化、グローバルスタンダードという言葉は最近よく耳にする言葉ですね。先ほども少し書きましたが、実際どんなシチュエーションで使うのか見ていきましょう。
「グローバルな見方で物事を考える」
「グローバルな問題」
「時代はグローバルだ」
というように世界に目を向けている状態で使うことが多いと言えます。
ワールドワイドとは
ワールドワイドとは英語で“worldwide”と書き「世界的、世界中の、世界中に広がるさま」という意味があります。こちらも形容詞なので基本的に名詞に付けて使います。実際どんなシチュエーションで使うのか見ていきましょう。
「ワールドワイドな伝染病」
「ワールドワイドな健康法」
「ワールドワイドに活躍する」
というように実際に世界中で広まっている、「世界全体で」みたいな意味で使う事が多いですね。ちょっと使いどころが難しいかも知れませんが、だからこそ使いこなすと一目置かれるかも知れません。
まとめ
さて、グローバルとワールドワイド!違いと使い分けは?について書きました。いくつかポイントがあったので一緒に見ていきましょう。
- どちらも「世界的な」という意味で、形容詞
- グローバルとワールドワイドは、実際に世界に広がっている状態か!で使い分ける
- グローバルは「グローバルな見方」など世界に目を向けている状態で使う
- ワールドワイドは「ワールドワイドな伝染病」など世界中に広がっている状態で使う
ポイントとしてまとめてみましたがいかがでしたか?それぞれの意味、使い分けについて分かって頂けたかと思います。
しかし、「グローバルに活躍するキャリアウーマン」「ワールドワイドに活躍するキャリアウーマン」というようにどちらの表現も違和感なく使う場合もあります。
意味はほとんど同じなので使い分けは難しいですね。迷ったときは、この記事の内容を思い出し使い分けてみて下さいね。