お酒の席で楽しさのあまり、つい飲み過ぎてしまい吐き気を感じた経験ありますよね。
自分はまだ我慢できると思っている時周囲の人が嘔吐しているのを見て自分も我慢できず思わず吐いてしまう、それがもらいげろですね。
周りの人につられるもらい泣きならまだしも、もらいげろは辛い経験かと思います。
なぜ人の体は反射的にもらいげろをしてしまうのでしょう。
「もらいげろをしてしまう要因って何なの?」
「もらいげろをしない対策とかはあるの?」
そう思っている方もみえるかと思います。
そこで今回は、もらいげろはなぜしてしまう?しない方法はあるのでしょうか?について書いていきます。
この記事を読んでもらいげろについての対策を知り、今後の参考にされてみて下さいね。
もらいげろはなぜしてしまうのか?
もらいげろは、主に視覚情報と嗅覚情報によって誘発されます。要するに嘔吐している人を見る事と嘔吐物の臭いを嗅ぐ事ですね。
個人差はあると思いますが圧倒的に嘔吐物の臭いでもらいげろをしてしまう人が多いと言われています。嘔吐物のあの酸味を帯びた鼻につく臭いは特徴的ですよね。
嘔吐した記憶が鮮明に残っている人ほど、嘔吐物の臭いでもらいげろをしやすいのです。
あなたは「嘔吐反射」という言葉をご存知ですか?
嘔吐反射とは異物や不快な物の侵入を体が防ごうとする機能のことです。
体が不快に思う臭いや味を感じたら、体は吐き出そうと反射的に反応するのです。
嫌いな食べ物を口にした時や強烈に臭いものの臭いを嗅いだ時に「オエッ!」となるのはその為です。
そう考えれば、もらいげろも嘔吐物の臭いに反応した嘔吐反射だと分かりますね。
もらいげろをしない方法
もらいげろの要因については知って頂けたかと思います。
とは言っても、誰でももらいげろはしたくないですよね。
そこでもらいげろをしない方法をいくつか紹介します。
- 嘔吐物を見ない
- 嘔吐物の臭いを嗅がない
- その場から離れる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
嘔吐物を見ない
嘔吐反射が起きないようなるべく嘔吐物を見ないようにしましょう。
嘔吐物を片付ける人が他に居ない場合は、上から新聞紙を被せ見えないよう素早く片付けましょう。
もらいげろをしない為には、嘔吐物をまじまじと見てはいけませんよ。
嘔吐物の臭いを嗅がない
先ほども書きましたが、もらいげろの一番の要因は嘔吐物の臭いです。
したがって、嘔吐物の臭いを嗅がないよう息を止めたり、口呼吸にするのもいいかもしれません。
それでも吐き気がこみ上げてきたら、その場を少し離れ深呼吸すると落ち着くかと思いますよ。
その場から離れる
周囲の人から「冷たい人だ!」と思われるかもしれませんが、その場から離れるのが一番の対策です。
その場から離れてしまえば嘔吐物を見ることも無く、臭いを嗅ぐこともありません。
また嘔吐している人の隣で更にあなたももらいげろをしていたら、嘔吐物を片付けている人の作業を更に増やしていることになってしまいます。
二次被害とならないよう、吐き気がおさまらない場合は周囲の人に「自分も嘔吐感がある」と告げてからその場を離れるようにしましょう。
まとめ
さて、もらいげろはなぜしてしまう?しない方法はあるのでしょうか?について書きました。いくつかポイントがあったので確認してみましょう。
- もらいげろは、主に視覚情報と嗅覚情報によって誘発される
- もらいげろは嘔吐物の臭いに反応した嘔吐反射
- もらいげろをしない方法は嘔吐物を見ない事や臭いを嗅がない事、そしてその場から離れる事
いかがでしたか?嘔吐物を見ても何も感じない人はきっと居ないでしょう。
もらいげろをしない為になるべく嘔吐物を見ない、臭いを嗅がない事をオススメします。
今後の参考にしてみて下さいね。