高血圧、結構身近な病気ですよね。私の家族も高血圧の薬を飲んでいます。もはや病気ではなく個性なのかもって思いますよね。笑
そんな高血圧の症状を少しでも予防、緩和する食べ物として“納豆”が有名です。昔からネバネバは体にいい!と言いますね。
だけど高血圧患者でも納豆を食べない方がいい人がいるって知ってました?
それどんな人?
私は大丈夫かしら?
そう疑問に思ったあなた。
そうなんですよ!
納豆は高血圧に効果のある反面、高血圧改善の妨げになるという逆の効果も併せ持っているんです。
いうなれば納豆は諸刃の刃ですね!笑
高血圧を持つ人ならこれは必ず知っておいたほうがよいので、一緒に確認していきましょう^^
ワーファリンを服用している人は要注意!
高血圧の人が納豆を食べるときに注意をしなければいけないことは治療薬としてワーファリンを服用しているかどうかという点です。
ワーファリンは血液が固まるのを防ぐ作用の薬で、一見すると納豆との相乗効果が期待できそうですが、納豆に多く含まれるビタミンKがワーファリンの効果を激減させてしまうんです。
なので治療薬としてワーファリンを摂取している人が納豆を食べると、治療薬の意味が無くなってしまうってわけですね。
せっかく医師から処方された治療薬を飲んでいても意味がないので、注意が必要です。
ワーファリンを服用していない方は問題ありませんので、積極的に納豆を摂る様にしましょう^^
では実際に納豆が高血圧にどんな風によいのかを、次から見て行きましょう♪
納豆が高血圧に効果的とされる理由
納豆が効果的だと言われる理由は2つあります。
- ナットウキナーゼが含まれている
- ムチンが豊富に含まれている
少し詳しくみていきましょう。
ナットウキナーゼが含まれている
納豆には“ナットウキナーゼ”という成分が含まれています。ナットウキナーゼは血管の壁にできる血栓を溶かしてくれる働きがあって血液をサラサラにしてくれるんです。
血液がサラサラになると、当然血液を送り出す心臓への負担も軽くなりますね。
ナットウキナーゼという名前は少し胡散臭そうに聴こえますが、実は凄いヤツなんですね♪
ムチンが豊富に含まれている
ムチンとは食物繊維とタンパク質が合わさった成分です。ムチンの正体はあのネバネバなので、オクラやなめこにも多く含まれています。
ムチンは本来、体内で栄養分として吸収するはずの糖分や脂肪分をそのまま便として排出させる効果があります。余分な糖分や脂肪分を吸収しないので、ドロドロ血液を防ぎ高血圧の予防や緩和に繋がるのです。
このように納豆にはナットウキナーゼ、ムチンといった高血圧には効果的な成分が豊富に含まれているのです。
まとめ
今回は高血圧と納豆の関係について書いてみましたがどうでしたか?もう一度、高血圧と納豆についてポイントをおさらいしておきましょう。
・ワーファリンを摂取している人は納豆を食べない方がいい
・納豆に含まれる成分「ナットウキナーゼ」「ムチン」は高血圧にとても効果的である
今の日本には、高血圧を持つ人が4000万人いると言われています。だいたい3人に1人は高血圧患者ってことになりますね。
高血圧の症状としては頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、手足のしびれ、吐き気、動悸などがあげられます。中には症状に気づかない人もたくさんいます。
症状に気づかなかったり、高血圧を放置しておくと糖尿病や脳卒中、心筋梗塞などリスクが高くなっちゃうので要注意ですね。
高血圧を改善させるためには納豆をはじめ食生活、生活習慣を見直していく必要があります。
高血圧でワーファリンを服用している人は、納豆は食べず減塩や野菜を多く摂取するなど他の方法で高血圧の改善を期待しましょう。
それでは、みなさまが健康でありますように♪