日本でも少し前からLCC(格安航空会社)の飛行機に乗る方が増えてきました。LCCの1番の魅力はやはり価格の安さですよね。旅行でお金が掛かるので、抑えられるコストは抑えたい所ですね。
さて、そんなLCCの中にスカイマークは入るのでしょうか?
スカイマークはLCCかどうか、気になる
LCCにハッキリとした基準はあるの?
なんて風に思いますよね?
そこで今回は、結局スカイマークはLCCなの!?について私の意見を書いていきます。またLCCとは、LCCに基準はあるの?についても書いていきますね。LCCについて詳しく知りたい方は是非一緒にみていきましょう!
スカイマークはLCCか?
日本の航空会社の中にスカイマークという会社があります。少し前に財政破綻のニュースが流れましたが、いくつかの便はまだ運行しています。
「スカイマークはLCCではない!」という声もちらほら聞きますが、一体どちらなのでしょうか?
LCC代表としてジェットスターとスカイマークで料金やサービスを比較してみましょう。
受託手荷物料金
ジェットスター:有料
スカイマーク:20㎏以内なら無料
毛布貸し出し
ジェットスター:有料
スカイマーク:無料で貸し出し
ベビーカー貸し出し
ジェットスター:貸し出しなし
スカイマーク:搭乗口まで無料貸し出し
航空料金(中部~新千歳)
ジェットスター:5240円~
スカイマーク:6910円~
スカイマークは各サービスが充実していますし、航空料金は少し高めです。これは時期やルートによって変動してくると思います。
JALやANAといった一般の航空会社より料金設定は安いですが、サービス内容から見てもLCCではないと思います。
LCCとは
では、そもそもLCCとはどんなものなのでしょうか?よく分からないという方の為に、詳しく説明しますね。
LCCとはLow Cost Carrier(ローコストキャリア)の略で機内食の削減や手荷物の制限を厳しくすることでコストを抑えて格安で航空チケットを提供する航空会社のことです。
別名、格安航空会社とも呼ばれていて、日本では主にJet Star、Vanilla Air、PEACH、春秋航空などが主流となり運行しています。
そんなLCCですが、メリットとして以下の4つがあげられます。
- 運賃が低価格
- 最新機材を使用している
- 燃油サーチャージが割安
- 片道でも安価な料金設定
とにかく低価格がウリですね。また、LCCは新しい航空会社が多いため機材も最新なので古い機材より安全面で安心です。
反対にデメリットとして以下の5つがあげられます。
- 機内食、飲み物サービスの有料化
- 受託手荷物料金がかかる
- 座席の間隔が狭い
- 遅延、欠航しやすい
- 欠航時は自分で解決しなければならない
サービスを最低限に制限しているので、機内食なども有料です。預ける手荷物の重量制限も厳しいので1キロでも超えてしまうと追加料金が発生してしまいます。
またフライトが遅延や欠航の場合、大手航空会社は振替便やホテルの手配などの対応をしてくれますがLCCの場合は全て自分で行わなくてはなりません。
LCCに基準はあるの?
そんなLCCにハッキリとした基準はあるのでしょうか?
実は、明確な基準は存在しないのです。その航空会社が「当社はLCC」と言えばLCCですし、「LCCではない」と言えばLCCではありません。
いや曖昧かいな!
なんてつっこみは受け付けません。笑
スカイマークの場合、社長自ら「我が社はLCCではありません」と宣言している事からもLCCではないと言えるのではないでしょうか。
まとめ
さて、結局スカイマークはLCCなの!?について書いてきました。いくつかポイントがあったので一緒に確認してみましょう。
- スカイマークは他のLCCに比べサービスは充実し、料金も少し高い
- LCCとはLow Cost Carrier(ローコストキャリア)の略
- 運賃は低価格で最新機材が使用されている
- 燃油サーチャージが割安で片道でも安価な料金設定
- 機内食、飲み物サービスは有料
- 受託手荷物料金がかかるし座席の間隔は狭い
- 遅延、欠航しやすく、欠航時は自分で解決しなければならない
ポイントとしてまとめてみましたがいかがでしたか?スカイマークがLCCかどうかは明確な基準がないのでハッキリ言いきれませんね。
曖昧なので、MCC(ミドルコストキャリア)と呼ぶ方もいるくらいです。どちらにしても利用する私達がサービス内容とメリット、デメリットを理解した上で上手く活用していきたいですね。