高齢化がどんどん進み、今や日本は超高齢化社会となっていますね。
核家族化が進んでいるとはいえ、各家庭でも介護することは日常になっているのではないでしょうか?
介護で必要なものと言えば、紙パンツ。
でもお店とか行って見てみるとメーカーも種類もたくさんあり過ぎて、いったいどれを使っていいのか分かりませんよね。
紙パンツの主要メーカー一覧表
まずはどれほどのメーカーと紙パンツがあるのか、軽く調べてみました^^
メーカー(通称) | 商品 |
ユニチャーム | ライフリー |
光洋 | ディスパース、オンリーワンパンツ |
クレシア | ポイズ、アクティ |
ネピア | ネピアテンダーうららか日和 |
大王製紙 | アテント |
花王 | リリーフ |
リブドゥ | リフレ |
白十字 | サルバ |
まぁたくさんありますね~。
市場で競い合うのはいいけど、もっと消費者に分かりやすいようにしてほしいもんです(笑)
ただ、私の場合デイサービスで勤務していることもあり、介護関係にはかなり詳しくなってるんですよね。
そこで紙パンツって何買えばいいんですか?って質問をよく受けるんですよね。
ではまずはメーカーから。
紙パンツはどのメーカーを選べばいい?
紙パンツ関係で一番多い質問はこれです。
はい、ぶっちゃけどのメーカーでも構いません^^;
いろんなメーカーがあるんですが、商品の性能ははっきり言ってどこもそんなに変わりません。
多少のはき易さとかはありますが、こと介護に使用されるならどれも誤差の範囲と思っていただいて結構だと思います(笑)
じゃあ結局何を買えばいいのよって話ですが、それは紙パンツを履く人の状態によります。
それは、
- ひとりで歩ける人
- 介助(手伝い)があれば立てる人・座れる人
- 寝て過ごす時間が長い人
- 体は元気だけど認知症(痴呆症)のある人
です。
では簡単にひとつずつ説明してみましょう。
ひとりで歩ける人
だいたいひとりで歩ける人なら、自分で服を着たり脱いだりしますよね。
そして出かけたりもするでしょう。
あまり紙パンツが大きいとごわごわして、なんかお尻が大きく見えちゃうんですよね。
それでなくても大きな紙パンツは履きにくいし違和感満載です。
実際、僕も履いてみたから良く分かります^^;
こんな方ならなるべくうす型のパンツがオススメですね。
ただし、うす型な分、吸収量は少なめですので、あまり尿失禁が多い方なら尿とりパッドを内側に入れることをオススメします。
介助があれば立ったり座ったりできる人
ポイントは介護の手間です。
こちらはパンツを横から破ったり、テープ式になっている形状を選ぶことで、交換の際にズボンを脱いだりする手間を省いてくれるんです。
状況によってパッドの使用も効果的ですね。
ひとりでトイレに行けない分、吸収量も多めに設計されています。
次に寝て過ごす時間が長い人ですね。
基本寝たきりになるでしょうから、交換の際に寝たままでもできる、テープで止めるタイプの紙おむつが良いでしょう。
もちろん、パッドも併用する必要があります。
認知症(痴呆症)のある人
こちらは、パッドを使用せずパンツのみで使用することが推奨されます。
特に、認知障害のために自分でパッドの処理ができない人の場合ですね。
パッドは、使用後必ず捨てる必要があるんですが、認知症を持つ人に多く見られる行動として、パッドをトイレに流しちゃうってことがあるんです(T_T)/~~~
もうトイレは詰まっちゃってエライ事になりますね(笑)
なので、流す心配がないようにパッドは使われないことが多いです。
もちろん、認知症でもキチンと処理できる方は問題ないですよ^^
でも悩んじゃうんだよね~
さて、それでもどれを買おうか仕方がないっていう、とても優柔不断なあたなに。
とりあえず、一番のオススメはライフリーのうす型軽快パンツです。。
私が勤めていたときは、はっきり言って殆どの人がこの紙パンツをしようしていました。
最近では紙パンツも軽量化が進んでほんとに履きやすくなっているんですよね^^
実際に楽天で購入された方のレビューも参考にしていただくのも良いでしょう。
まとめ
最後に簡単にまとめましょう。紙パンツのメーカーはどれを使ってもさほど違いはありません。
具体的な選び方は、紙パンツを使う人の状態で決めましょう。
状態っていうのは主に、
- 歩ける
- 歩けない
- 認知症(痴呆)の有無
- 失禁量の有無
などになります。
以上、元デイサービス相談員の独断による情報でした。
どうぞご参考になさって下さいね♪
それから、介護は理屈じゃありません。
辛い場面もたくさんあります。
ご自身の負担を軽減することもしっかり念頭に置いて下さいね^^;