遺骨ペンダントにペットの遺骨。永久なる愛を。

遺骨ペンダントにペットを

ペットは本当に癒される存在で、家族同然ですよね。私も実家で犬を飼っており、夜も一緒の布団で眠るなど常に一緒に過ごしていました。今やペットを飼っている人は全体の約30%でペットブームとも言われているのですよ。

でもね、そんなペットもずっと長生きするわけではありません。あまり考えたくはありませんが、大切なペットもいずれ亡くなる時が来てしまいます。

ペットが亡くなった後に使う、遺骨ペンダントという存在をあなたはご存知ですか?

「初めて聞いた。遺骨ペンダントって何ですか?」
「遺骨ペンダントってあまり良くない!と聞くのですが、、」

そう思っている方もみえるかと思います。そこで今回は、遺骨ペンダントにペットの遺骨。永久なる愛を。について書いていきます。遺骨ペンダントについて気になっている方、今後の参考にされてみて下さいね。

遺骨ペンダントとは

“遺骨ペンダント”とはあまり馴染みのない言葉ですよね。私も最近まで存在を知りませんでした。遺骨ペンダントとは手元供養の1つで、古くからヨーロッパで行われている歴史ある供養の形です。

 

手元供養とは「亡くなった家族といつも一緒にいたい」「遠いお墓に納骨するよりも自宅に納骨し故人を側に感じたい」という願いから考えられた供養の1つです。遺骨ペンダントの内部に遺骨の一部を納めて、常に身に付けていつでも故人を偲ぶことができます。

 

そんな遺骨ペンダントにペット専用の物もあり、近年人気となっているのです。

 

ペットの場合は火葬した後の遺骨の一部をペンダントに納める方もみえますが、中には被毛や爪をそのままペンダントに納める方もみえます。

ペットの種類や数が増えているので、供養のやり方も多種多様になってきています。

 

遺骨ペンダントは良くない?

近年人気となっている遺骨ペンダントですが「良くない」と反対される方もみえます。飼い主さんはペンダントを持ちたくても、周囲の方に反対されている!という話も珍しくありません。

本当に遺骨ペンダントを持つ事は良くないことなのでしょうか。

 

まず人間の場合、法律上ではお墓以外に埋葬することは禁止されています。しかし手元供養で自宅やペンダントに保管することは全く違法行為には当たりません。

 

このように人間の場合でも遺骨ペンダントは違法にはならないのです。

 

それでもなぜ「良くない」と思う方がみえるのでしょう。それは人の心理に関係があると思います。

「遺骨ペンダントを常に身に付けて亡くなったペットに執着し続けると、飼い主はいつまでも前向きになれないのでは?」という考えがあるからだと思います。

最近ではペットが亡くなったショックで会社を休む!という話も聞くくらいペットの死でひどく落ち込む人が増えているという背景があるからではないでしょうか。

大切なペットを側に感じるため遺骨ペンダントを身に付けることは良い事ですが、依存し続け日々の生活に支障をきたす場合は避けた方が良いでしょう。

 

遺骨ペンダントにペットの遺骨を入れる意味

では、どのような気持ちで遺骨ペンダントを持つのが望ましいのでしょう?

ペットに対する想いは人それぞれなので一概には言えませんが、例えば「ペンダントを握ると安心する」「自分は一人ではないと感じさせてくれる」「自分に力を与えてくれる」などがあると思います。

 

遺骨ペンダントを身に付けることで依存し続けるのではなく、大切な思い出と共に前向きに暮らすことが遺骨ペンダントを持つ本当の意味だと思います。

 

まとめ

さて、遺骨ペンダントにペットの遺骨。永久なる愛を。について書きました。いくつかポイントがありましたので確認してみましょう。

  • 遺骨ペンダントとは手元供養の1つで、古くからヨーロッパで行われている供養の形
  • ペンダントの内部に遺骨の一部を納め、常に身に付ける事でいつでも故人を偲べる
  • ペット専用の物もあり、近年人気となっている
  • 手元供養で自宅やペンダントに遺骨を保管することは全く違法行為には当たらない
  • 「遺骨ペンダントを常に身に付けて亡くなったペットに執着し続けると、飼い主はいつまでも前向きになれないのでは?」という心理から良くないと言われている
  • 遺骨ペンダントを持つ本当の意味は、身に付けることで依存し続けるのではなく大切な思い出と共に前向きに暮らすこと

いかがでしたか?家族同然の大切なペットの死はなかなか受け入れることは難しいです。しかしいつまでも依存し続け、前向きになれないと亡くなったペットも悲しいと思います。自分に合った供養の仕方を考え、最愛なるペットの思い出を大切にしていきましょう。

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