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今さら聞けない捺印と押印の違い!分かりやすくお答えします

      2017/05/08

押印と捺印の違い

保険や携帯電話、賃貸マンションなど様々な契約を交わす時、契約書にサインをしますよね。

お店の方から「捺印をお願いします」や「押印してください」などと言われる事があります。

皆さんはどちらが聞き慣れていますか?

 

そんな捺印と押印の違いってご存知でしょうか?

「どちらもよく聞くけど、違いってあるの?」
「捺印と押印の違いを知って使い分けたい」

そう思っている方もみえるかと思います。

 

そこで今回は今さら聞けない捺印と押印の違い、それぞれの特徴や使い分けについて書いていきます。

今さら聞けないけど捺印と押印の違いを知りたいと思っている方、ぜひ参考にされてみて下さいね。

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捺印と押印の違い

捺印も押印もどちらも「印鑑をおす」という意味合いで使われています。結論から言えば、捺印と押印は類義語なので意味として大きな違いはありません。

ではどのような違いがあるのでしょうか?違うポイントが2つあります。

  1. 日常での使い方
  2. 当用漢字への登録

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

日常での使い方

やはり日常生活では捺印の方がよく使われています。「こちらに捺印をお願いします」という表現、よく聞きませんか?

私も捺印の方が耳にする機会は多い気がします。

 

また印鑑をおす時に使うマットを「捺印マット」とは言っても「押印マット」とは言いませんよね?

その証拠にネット通販のAmazonや楽天で検索してもヒット数は全く違います。

押印より捺印の方が圧倒的に浸透している事が分かりますね。

 

当用漢字への登録

1946年に日常で使用する漢字の範囲として「当用漢字」が公示され、その中に押印のみが登録されています。

また2010年に公示された「常用漢字」でも押印が登録されています。

そのため法律上では捺印ではなく、押印という表現が使われています。

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捺印とは

捺印とは一般的に「署名捺印」という使い方をします。

署名とは自分の名前を直筆でサインすることを言います。

直筆なので年月が経ったとしても筆跡鑑定なので本人かどうか特定できるわけです。

 

そんな署名と捺印で交わされた契約は法的証拠力がかなり高いものとなります。

例えば会社で取引先と契約を交わし、契約書を頂く時は署名捺印をしてもらいます。

また日常生活ではマンションを借りる時や、保険の契約をする時は署名捺印をして法的証拠を残すという訳です。

 

押印とは

押印とは一般的に「記名押印」という使い方をします。

記名とは自分の名前を直筆で書くこと以外に、代筆や印刷で名前を記入することも含まれます。

したがって筆跡が残らない為、確実ではなく法的証拠力は低いものとなります。

 

例えば、会社で使用履歴や出納帳など法的な証拠が不要な場合は記名押印を使う場合があります。

また日常生活では宅急便を受け取る際に、印字された名前に印鑑を押すのでこの場合も記名押印となります。

私達は知らないうちに日常生活で使い分けているんですね。

 

また法的証拠力が強い順に並べてみると、

  1. 署名捺印
  2. 署名のみ
  3. 記名押印
  4. 記名のみ

という順になります。

 

まとめ

さて、今さら聞けない捺印と押印の違い!分かりやすくお答えします!について書きました。

捺印と押印は意味として大きな違いはない、とまとめましたが、捺印と押印の違うポイントがありましたので確認してみましょう。

  1. 日常での使い方
  2. 当用漢字への登録
  • 捺印とは一般的に「署名捺印」という使い方をする
  • 署名と捺印で交わされた契約は法的証拠力がかなり高い
  • 押印とは一般的に「記名押印」という使い方をする
  • 記名と押印で交わされた契約は筆跡が残らない為、法的証拠力は低い

いかがでしたか?捺印も押印も「印鑑をおす」という意味では大きな違いはありませんが、法的証拠力という面では大きな違いがあるんですね。

大切な契約には署名捺印が絶対です!この記事を参考にして、これから捺印と押印を使い分けてみて下さい。

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