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吃音は就職にどう影響するか?どもってなんぼで支援します

      2016/06/06

吃音の就職支援

前回は吃音改善のために幼児からできる事について書きました。子供に吃音症状のある親は心配ですが焦らずゆっくり見守ってあげて下さい。吃音症状が改善されなくても特別、生活を変える必要はありません。

しかし“就職”となると幾つか疑問が出てくるかと思います。今回は、吃音は就職にどう影響するのか?どんな仕事が向いているのか?について書いていきます。吃音症状で就職に不安を抱えている方は参考にしてみて下さいね。

 

吃音は就職にどう影響するのか?

まず就職するには、就職活動から始めるのがほとんどです。気に入った職場、会社を見つけ筆記試験や面接を受けます。吃音のある人の場合、筆記試験は合格しても面接や接客で不合格になってしまう場合があります。

特に今の企業は一次面接、二次面接、最終面接など面接重視なので吃音が不採用の原因になる可能性があるのです。実際、吃音のある人が面接を受け自分の名前で詰まってしまったり、質問に答えようとしたが声が出ないという事があります。

面接官に「そんなにどもっていて仕事ができますか?」など辛い言葉を言われた人もいます。このように吃音は就職、とくに面接で圧倒的に不利となってしまうのです。

 

自分の得意、不得意を把握しよう

吃音があっても無くてもそれぞれ得意、不得意があると思います。ですがやはり吃音で悩む多くの方は会話や電話対応、コミュニケーションを不得意としています。仕事をする上で会話やコミュニケーションは多かれ少なかれ必要だといえます。逆に得意な事は何でしょうか?パソコン技術や車の整備、事務処理だったり何でもいいのです。自分の強みとなる特技を見つけましょう。その特技を生かす職業だと自分の力を十分発揮できるかもしれませんね。

 

どんな仕事が向いているか?

世の中には様々な仕事があります。ただやみくもに仕事に就くのは避け、自分の得意不得意をよく理解して就きたい職業を考えてみましょう。吃音で悩む多くの方は極力、会話などのコミュニケーションが少ない職業を選びがちです。1人でもくもくと作業をする工場のラインや製造業に就く傾向にあります。しかし中には自分の経験を生かして言語聴覚士の仕事に就いた方もいます。

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あなたは、吃音の人が接客業や営業職に就くことは無理だと思っていませんか?人と話す事を仕事としている接客業や営業職ですが、ただ流暢に話せばいい訳ではありません。一番重要なのは、相手の気持ちを理解する事なのです。ただ一方的にセールストークをしてもお客様の気持ちはつかめないでしょう。むしろ営業トークを怪しまれ不信感を与えてしまいます。

逆に言葉がどもっていても、お客様の要望をうまく聞き取り親身になって考える人には好感が持て信頼性もあがります。このように吃音だから向いている仕事、向いていない仕事というのはハッキリ決まっていないのです。それよりも仕事をする本人がその仕事とどう向き合うかが大切だと思います。

 

どんなことに気を付けるのが良いか?

吃音の人が就職するうえで気を付ける事はいくつかあります。

  1. 吃音だから・・と諦めない
  2. 相手の立場に立って物事を考える
  3. 不安な面接は事前に対策を考える

少し詳しく見ていきましょう。

吃音だから・・と諦めない

「吃音だからこの仕事はムリ!」と決めつけていませんか?例えそれが不得意な“話をする”という仕事でも、その仕事がやりたいと思ったら挑戦してみて下さい。可能性は無限にあります。

相手の立場に立って物事を考える

何より一番大切なのは相手の立場に立って物事を考えられるか、という事です。これはどの職種においても言えることです。例えどもっていてもお客様、上司、同僚、取引先などからの厚い信頼を得られるでしょう。

不安な面接は事前に対策を考える

面接は不安でしょうが、誠意をもって面接官に伝えましょう。面接前には心を落ち着かせ、自分のリズムを作るのもいいと思います。面接中は苦手な言葉を避けた言い回しで受け答えするなど自分にあった対策を事前に考えておきましょう。
さて吃音は就職にどう影響するのか?について書きましたが、いかがでしたか?吃音でも仕事を通じて自分に自信が持てたり、吃音症状が改善する可能性もあるのです。吃音だからと諦めず、自分の得意不得意を理解したうえでやりたい職業を選んでみましょう。

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 - 吃音(どもり)