もぐら退治の決定版！ペットボトルやニンニクの効果は？

もぐらって地面にトンネルを掘る面白い生き物ですよね。絵やイラストでは可愛く描かれ、NHKの子供向け番組でも「もぐらトンネル」という楽しい歌が流れていました。

でも実際の所、もぐらが自宅の庭や花壇、畑などに現れ被害を受けている方も見えるかと思います。

以前、友人が私に「庭でもぐら塚を見つけた！」と慌てて連絡してきた事もありました。友人宅の庭には、土が盛られて出来た小さな山がいくつもあったのです。庭はボコボコと荒れた状態で友人も「やられたー」とショックを受けていました。

そんなもぐらの被害を受けている方！もぐらを退治する方法があったら知りたくないですか？

そこで今回はもぐら退治の決定版！ペットボトルやニンニクの効果は？について書いていきます。もぐら退治を考えている方、ぜひ参考にしてみて下さい。

もぐらの習性は？

まずはもぐらの習性からですね。習性を知らないと退治も上手く進みません。もぐらの特徴を紹介しますね。

特徴を見てみると、もぐらは冬眠もせず日本の一部地域を除く場所で生息しているので意外と身近な生き物だと分かりますね。

またもぐらは日光にあたっても割と平気で、なんと水中を泳ぐことも出来るのです。もぐらの生態や習性を知れば知るほど、不思議な生き物だなと感じます。

もぐらの穴対策

ペットボトル風車というのはご存知ですか？畑などでよく見かけるペットボトルで出来た風車です。

材料はペットボトルと針金なので手に入りやすく誰でも気軽に作る事が出来ます。先ほどもぐらの特徴でも挙げた通り、もぐらは聴覚が優れており振動にも敏感です。

その習性を利用し、ペットボトル風車の回転する振動で退治しようというものですが効果はあるのでしょうか？

モグラは振動を嫌うため、驚いて逃げていくので効果はあるかと思います。しかしモグラも学習します。この振動は敵ではないと学ぶと最初は逃げていたもぐらも動じなくなるので効果は一時的なものかもしれませんね。

では嗅覚が優れている習性を利用して、臭いの強烈なニンニクを置くと効果はあるのでしょうか？

何でももぐらはニンニクの臭いが嫌いだと言われています。もぐらのトンネル内にニンニクをそのまま置いても良いですし、粗みじん切りにしてより臭いを強烈にさせても良いですね。

このニンニクの強烈な臭いでもぐらは逃げていくはず！そう思いますよね。しかしこの方法も効果があるのは最初だけで、一時的なものだと言われています。

長期間ニンニクの臭いが保たれる事はありませんし、もぐらもやはり学習するようです。

もぐら退治も一時的なものが多く、なかなか難しいですよね。

効果が見られない方のために他の方法もご紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ニンニクと同じような方法ですが、市販で売られている忌避剤を使います。例えば「モグレス」という商品は200ｇ、800円ほどでホームセンターやネットで購入可能です。

このモグレスは１回の処理で約３カ月間臭いが持続するようです。

振動や臭いで追い払おうとしても上手くいかない場合は捕獲機で捕獲するという方法もあります。捕獲機はホームセンターなどで500円～1000円程度で購入可能なのです。意外と売っているものなんですね。

捕獲機の種類によっては、もぐらを捕獲と同時に殺してしまう残酷な装置もあるので“捕獲”を目的とした装置を選ぶことをオススメします。なぜなら、憎きもぐらですが日本では絶滅危惧種に指定されているのです。

殺してしまいたい気持ちも分かりますが、自宅から少し離れた山や林に逃がして頂けると幸いです。

さて、もぐら退治について理解して頂けたかと思います。もぐら退治はなかなか難しくすんなり終わるという事はなさそうですね。

いくつかポイントを整理してみましょう。

庭や花壇、畑などを荒らす憎きもぐら！退治する方法をいくつか紹介しました。なるべく費用を抑えたい方や簡単に退治したい方など様々だと思います。

またもぐらの種類によっても効果にバラつきがあるかと思うので、それぞれ試してみて下さいね。