AdMobで収益を得るには税務情報の設定が必要です。
日本在住の個人開発者向けに、W-8BENフォームの記入方法と日米租税条約の適用方法をまとめます。
なぜ税務情報の設定が必要か
AdMobはGoogleが運営するアメリカの企業です。アメリカの税法により、海外の収益者に対して源泉徴収が発生する場合があります。
日本とアメリカの間には租税条約があり、適切に申告することで源泉徴収税率を0%にすることができます。
設定しないと収益から最大30%が源泉徴収される可能性があります。
設定場所
AdMob
→ お支払い
→ お支払いプロファイル
→ 税務情報の管理
W-8BENフォームの記入方法
W-8BENは外国人・外国法人向けの税務フォームです。個人の場合はW-8BENを選択します。
主な記入項目
| 項目 | 記入内容 |
|---|---|
| 氏名 | ローマ字フルネーム |
| 国籍 | Japan |
| 住所 | 日本の住所(ローマ字) |
| 租税条約の適用 | 日本を選択 |
| 条約上の特典 | 0%(ロイヤリティに該当) |
租税条約の適用
条約の種類の欄では「Royalties(ロイヤリティ)」を選択し、税率0%を適用します。
AdMobの広告収益はロイヤリティとして扱われるため、日米租税条約により源泉徴収税率が0%になります。
シンガポール税務情報の設定
AdMobはシンガポールの税務情報の設定も求められる場合があります。
日本在住の場合、シンガポールの納税者番号は持っていないため「納税者番号なし」として設定します。
設定完了の確認
設定完了後、税務情報のステータスが「承認済み」になれば完了です。
審査に数日かかる場合があります。
注意事項
- 税務情報は正確に入力してください
- 住所変更や個人情報の変更があった場合は更新が必要です
- 本記事は情報提供を目的としており、税務アドバイスではありません。不明な点は税理士にご相談ください
まとめ
日本在住の個人開発者はW-8BENフォームで日米租税条約を適用することで源泉徴収税率を0%にできます。
AdMobで収益化を始める前に必ず設定しておきましょう。
情報は2026年3月時点のものです。税制は変更される場合があります。